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poyo-papa流 アンガーマネジメント

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序章

躁うつ病の患者は怒りっぽい人が多い。私もその一人だ。

小さなことで一度イライラすると大火事のように燃え上がる。

その怒りを抑えているとその姿はまるで映画スターウォーズにでてくるダースベーダーの雰囲気のようだと妻は言う。

でも、時間が過ぎると何もなかったように平気になる。妻はこの現象を把握している。子供もわかり始めている。

それを心の中でもうすぐ5歳の息子と妻には申し訳なく思っている。この日常のエピソードにどう向き合うか夫婦で調べ考えたことをまとめてみました。

これから話すのはアンガーマネージメントなので怒りっぽい人もぜひご一読ください。

躁うつ病患者が抱える怒りの問題

躁うつ病患者が抱える怒りの問題とは、怒りっぽくなることと、怒りのコントロールが難しいことです。

一般的に、躁うつ病の患者は、うつ状態の時には抑うつ感や無気力感を抱え、躁状態の時には高揚感や興奮状態を経験している躁状態において、患者は楽観的で複製っぽい気分になる時がありますが、同時に、怒りっぽくなったり、攻撃的な行動をとったりします。

躁うつ病の症状には、気分の高揚感や活力がある躁状態と、沈んだ気分や無気力があるうつ状態があります。

躁状態では、感情が高ぶりやすく、短気になる傾向があります。ストレスやトラブルに対する耐性が低くなったため、小さなことでも怒りを感じやすくなってきています。

怒りを感じたとき、躁うつ病患者は普段よりも強い感情を抱え、コントロールが激しくなります。人々に深刻な影響を与え、家族や友人との関係を悪化させる原因になることもあります。

また、怒りをコントロールすることができないと、自分自身にも悪影響を及ぼします。

また、怒りが持続することで、躁状態が長引くこともあります。この場合、患者はより大きなリスクを支払う可能性があります。

怒りに対する適切な対処法を見つけることが重要です。

躁うつ病患者は、専門家のサポートを受けることで、怒りに関して取り組むことができます。

また、認知行動療法やストレス管理技術など、対人関係の問題やストレス管理に役立つ方法を学ぶことも重要です

自己管理の重要性

自己管理とは、自分自身をうまく管理することで、自己成長や目標達成を促進するための方法です。

自己管理の重要性は多岐にわたりますが、以下に代表的な理由を挙げてみます。

1.自分自身をコントロールできるようになる

自己管理を行うことで、自分自身をコントロールできるようになります。自分の感情や行動をコントロールできることは、自分自身や周りの人たちに対してポジティブな影響を与えます。

2.ストレスの軽減につながる

自己管理を行うことで、ストレスを軽減することができます。自分自身をコントロールできるようになることで、ストレスに対して効果的な対処ができます。

3.目標達成につながる

自己管理を行うことで、自分自身の能力を最大限に発揮し、目標達成につながります。自分自身をコントロールし、時間やエネルギーを有効に使えるようになることで、目標に向かって効率的に進行できます。

4.自己啓発につながる

自己管理を行うことで、自己啓発ができます。

自己啓発とは、自己成長や自分自身の改善を目的とした行動です。自分自身をコントロールできるようになることで、自己啓発につながる行動を積極的に如実に取ることができます。

以上が、自己管理の重要な部分です。

ここまでは躁鬱病を知らない方、躁鬱病のご家族のために書籍などで調べた概論をまとめてみました。

怒りの症状とその影響

怒りの症状には、以下のようなものがあります。

1.興奮や緊張感の増加

2.心拍数や血圧の上昇

3.口から出る言葉が攻撃的になる

4.身体的な暴力的な行動や物を投げる、破壊する行動

5.不安感や疑心暗鬼、パニック発作などの症状

6.身体的な症状、例えば頭痛、めまい、胃痛、呼吸困難など

これらの症状が継続的に起こっていると、身体的、精神的な問題や、人間関係、仕事などの社会生活に大きな影響を与えています。

さらには心身症状など、深刻な疾患を引き起こす可能性もあります。

また、怒りは、家族、友人、職場との人間関係を悪化させ、絶えず社会的孤立や孤独感を引き起こします。

自傷行為や、うつ病などになるため、怒りをコントロールすることは、身体的、精神的な健康にとって非常に重要です。

私の場合はこれらの症状がすべてでます。

でも、その予兆があるのでそれを把握することで未然に防ぐことを目指しています。

例えば心拍数はスマートウォッチで興奮しているときとそうでないときの状態を見ています。

疑心暗鬼や不安感はマインドフルネス、瞑想、認知行動療法を併用することで抑え、頭痛やめまいなどは対処療法で抑えています。

例えば、怒りがでてきそうな時は冷たい水で顔を洗ったり、氷を触るなど感覚をつかって考えを分散するなどが効果的です。

感覚を使う方法は健常者のアンガーマネジメントにも有効とだと思います。

小さなことで怒りが爆発する様子

些細なことで怒りが爆発する様子は、躁うつ病やストレス障害などの精神疾患の症状の一つとして現れます。最終的には大爆発してしまうという事態が生じます。

このような症状は、周囲の人にとても大きなストレスとなります。

また、怒りが爆発すると、その後の自己嫌悪や後悔に苦しむことがあります。 早めに対処することが重要です。

これには未だに悩んでいます。突然腹が立つそんなイメージです。

手に持っていたものが滑り落ちた。

食器を洗っていたら水が飛んできた。

洗い忘れがあったなど毎回怒るのではなく突然そんな小さなことで腹がたちます。

怒りを抑えることの難しさ

怒りを押し付けることは、躁うつ病患者にとって非常に難しいことです。

躁うつ病患者は、脳内の化学物質のバランスが崩れているため、感情を制御することが困難になっています。その時の感情は非常に強烈で、制御することができない場合もあります。

怒りを押し込むことができない場合、周囲の人に対して暴力的な行動を起こすため、自己管理が非常に重要です。

トリガーとなる状況を避けたり、ストレスを軽減する方法を見つける必要があります。

また、自己管理のためには、医師から処方された薬の摂取や、定期的な心理療法、運動や瞑想などのリラクゼーション法も有効です。

上記に書かれていることはすべて行っていますがそれでもやはり完全に怒りを抑えることはできていません。

家族への影響

家族は絶えず被害者としてその怒りや不安に対処しなければなりません。

怒りをコントロールできない人は、パートナーや子どもたちに暴力的になったり、理不尽な怒りをぶつけたりします。

また、怒りを抑えられない人は、家族や友人に対して不当な批判や攻撃を行います。

さらに、怒りによって人間関係が破綻すると、孤立してしまうこともあります。

家族が怒りをコントロールできない人を支えることは、とても困難な課題です。

家族は被害者として対処することが多く、それによって自己否定感や不安感が生じます。

家族の理解、相互のコミュニケーションを通じて、家族間の関係性を改善することができる場合もあります。

妻はこの病気を理解した上で結婚してくれました。

その時、子供はまだいませんでした。

子供はもうすぐ5歳を迎え、私の病気が心の病気であることを理解してきています。

本当に理解しはじめたのは3歳ぐらいからでした。私が怒りを我慢していると無口になるなどしていました。

その影響か、保育士さんからも大人の顔色を見抜く力が他の子よりするどいと指摘を受けました。

そのためゲームのようなキャラクターを作って見えるところに張り、「お前が悪いんじゃないんだよ。今日はお父さんの頭の中にこいつがいるんだ」とキャラで説明して病気について説明するようにしました。

家族との協力で怒りを管理する方法

怒りを管理するためには、家族の協力が非常に重要です。 以下は、家族との協力で怒りを管理する方法です。

1.コミュニケーションを重視する:家族とのコミュニケーションを通じて、自分が何を感じているかを伝え、家族が自分の気持ちを理解してくれるようにすることが重要です。ように促すことも大切です

2.感情を認める: 怒りを感じることは自然なことであり、その感情を認めることが大切です。怒りを落ち着かせる方法を見つけることが必要です。

3.ポジティブなコミュニケーションについて:家族とのコミュニケーションをポジティブなものにすることで、怒りの発生を防ぐことができます。

4.目標を共有する:家族全員が同じ目標を持つことで、怒りの発生を防ぐことができます。ができます。

5.プライバシーを尊重する:家族の中には、怒りの感情を表に出しにくい人もいます。このような人には、プライバシーを尊重することが必要です。

それを伝えることができなくても、自分で怒りをコントロールする方法を見つけることが大切です。

以上のような方法で、家族との協力を得ながら、怒りを管理することができます。家族全員がお互いの気持ちを理解し合い、支え合うことが大切です。

ここで書かれていることは全て実践しています。

例えば晩御飯は必ず家族揃って食べる。

子供がいる時は仕事はしない。

調子が悪くなったら別室で10分程度マインドフルネス呼吸法などをおこなったり、顔を洗って気分を変える。

旅行など家族のイベントを常に休み事にたてる。

基本子供の様子をバロメーターにして今は行動しています。

妻とのコミュニケーション

妻とのコミュニケーションについて、以下のようなポイントがあります。

1.話し合いの場を作る:妻と一緒に話し時間を合わせるようにしましょう。

2.エンパシーを示す:妻の気持ちや症状を理解することが大切です。ご理解いただき、安心感を得ることができます。

3.質問をする:妻の状況や気持ちを知るために、質問をすることも大切です。ただし、質問の仕方には注意が必要です。

質問をする際には、妻に対して攻撃的な質問や、プライバシーを侵害する質問をしないように注意しましょう。

また、質問は彼女が話しやすい形式で行い、彼女が答えやすいようにする必要があります。

4.妻の話を聞く:妻が話していることに興味を持ち、彼女の気持ちを理解することが重要です。理解することで、彼女がどのようなサポートや援助が必要かを判断し、応じた対応ができるようになります

これらのポイントを実践することで、より効果的なコミュニケーションをし、夫婦関係を改善すること。

これらも意識して実行しています。

特に話し合いについては子供が生まれてから子供の前では話せないことが多く、子供がいない時間が少なくなりました。

そこでLINEやカレンダーアプリのメモ欄を手紙替わりに使ってお互いが都合の良いときに読んで返すというルールで日頃は話合いをしています。

そして、月に一度夫婦会議をして顔を見て話し合っています。

妻の理解と妻への支援の必要性

妻の理解と支援は、健全な夫婦関係を感じるために非常に重要です。

妻がストレスや不安を感じているときに、彼女が理解され、サポートされることで、彼女の精神的な健康や幸福感が向上することができます。

これにより、夫婦間の信頼や絆が強まり、より健全な夫婦関係を認めることができます。

妻が圧迫や不安の原因に応じて、彼女に対して適切なサポートを提供することも重要です。

例えば、仕事にストレスを感じている場合には、彼女に時間管理のアドバイスをすることやまた、健康問題を抱えている場合には、医療機関への診療予約の手配や、適切な健康管理のアドバイスをすることができます。

妻の理解と支援は、夫婦関係をより純粋なものにし、お互いにとってより良い人生を迎えるために絶対的な要素です。

本来妻への支援などという資料や意見はどこにもありませんでした。

しかし、躁鬱病患者であることは、一方的に何かをしてもらうことではなくこちらもしてあげる優しさを持つことが大切です。

私の場合調子の良い時は家事はもちろんですが、自分と子供が出かけることで一人の時間を作ってあげる。

妻が調べていることを協力して調べ、助言するなど支えになっていることを実感してもらえるように頑張るなどを心がけています。

子供への影響と謝罪

躁鬱病を抱えている方が意味がない 怒りの感情を持つことはよくあることであり、そのような感情を押しつぶすことは非常に難しいことです。

怒りの感情が顔や態度に出ている場合、それは周囲にストレスになっています。このことが子供に不安や緊張感を与える可能性があります。

まず、子供とコミュニケーションを取ることが大切です。

自分の感情や状態を理解していることを伝え、怒りの感情を持っていること。

また、怒りの感情を押し殺そうとしていることや、自己管理の方法を子供子供に伝えることも重要です。

そして、謝罪も必要です。

子供に対して、自分の怒りの感情が子供に与えた影響について謝罪しましょう。

謝るだけでなく、今後の改善策についても話しましょう。

子供と協力して問題解決に 引き続きしていくことが重要です。

最後に、医療専門家との相談もお勧めします。

躁鬱病を患う方は、専門的な治療が必要な場合があります。の緩和や予防につながります。

医療専門家と協力しながら、自分自身の状態を理解し、自己管理することで、より良い生活を送ることができます。

保育園や行政でこまめに相談することで今のところ子供に特別な症状はでていません。

ただ、私の病気と関係があるのかわかりませんが大人の気持にとても敏感で大人の嘘などは絶対に見抜いてしまいます。

怒りが子供に与える影響

怒りは、周囲に強い影響を与える可能性があります。 具体的には、以下のような影響が考えられます。

1.不安や緊張感を与える:怒りの感情が顔や態度に出ている場合、それは周囲に向かいます。これによって、子供は不安や緊張感を感じます。

特に、親からの怒りや叱責は、子供の自尊心に大きな影響を与えます。

2.社交的能力を低下させる:怒りやストレスの感情が頻繁に起こると、子供は社交的な場面でのコミュニケーションや関係構築に支障をきたします。 周囲との関係を悪化させています。

3.精神的健康に引数を与える:怒りやストレスの感情が頻繁に起こると、子供は精神的な問題に引きずり込まれてしまいます。不安やうつ症状などの精神疾患のリスクが生じています。

以上のような理由から、怒りを感じる親がいる家庭では、子供に与える影響について真剣に考える必要があります。親自身が自己管理をしっかりと行い、子供とのコミュニケーションを大切にし、共に問題解決に取り組むことが重要です。

私が心配しているのは躁鬱病の先天性遺伝と環境による後天性遺伝です。

私の主治医からは今のところどちらもないとのことですが文献やサイトによってはどちらもあると書かれていたりするので心配です。

しかし、子供には暴力的言動、行動、不安定な態度はないので先天的なものはないのかなと今は思っています。

まとめ

躁うつ病や怒りの問題を抱えている患者にとって、日常生活での課題は多岐に渡ります。

家族との理解と協力の大切さと、 怒りを押しつぶすために必要な自己管理の重要性について考えてみましょう。

家族との理解と協力は非常に重要です。

家族や友人が共感し、積極的に支援することで、患者のストレスや孤独感を軽減することができます。

自己管理とは、自分自身の感情や行動をコントロールし、自己調整することです。

自己管理のためにはまず、自分自身の感情を理解してください。

自己観察をすることが大切です。

具体的には、自分が怒りっぽくなるトリガーや、 怒りを発散する方法を探ることが必要です。 また、リラックスするための方法を見つけたり、運動を取り入れたりすることも有効です。

さらに、医療専門家との協力も大切です。

躁うつ病や怒りの問題は、専門的な治療が必要な場合があります。緩和や予防につながります。

総合的に考えると、躁うつ病や怒りの問題を抱える患者にとっては、家族との理解と協力、自己管理、そして医療専門家との協力が重要な要素となります。

自分自身の状態を理解することが、自己管理することで、より良い生活を送ることができます。

ここまで述べてきたことは今流行りのアンガーマネジメントそのものです。

ですので躁うつ病の人に限らず怒りっぽい人にも使えるテクニックや考え方です。

私は治療歴は17年になりますがいまだ病的な怒りを完全に抑える方法にいたっていません。

ただ、周囲に迷惑をかけることを最小限にとどめる方法や怒りが出てくる回数を減らす方法は見つけることができています。

それがここまで述べた方法です。

同じ病気の患者さんもぜひ上記の方法を試してみてください。

きっと今より楽になれるはずです。

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