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コロナ禍を乗り越えて蘇った祈りの祭典

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伝統の祭り

7月22日、兵庫県加古川市平岡町山の上で千灯祭が開催されました。

千灯祭、通称「せんとうさい」は、古くから続く伝統的なお祭りで、無病息災(けが・病気などの健康を損なわずに元気に過ごすこと)を祈るために行われてきました。

かつて医学が未発達だった時代、人々は大変貴重だった油をお供えし、灯りをともして神々に祈りを捧げたのです。

この素晴らしい伝統を通して、私たちは昔の人々の思いやりと願いを想像することができます。

千灯祭は地域に根付いた大切な行事であり、現代でも多くの人々がその重要性を認識しています。

千灯祭は数年前から始まった地域特有のお祭りです。

はじめてのお祭り

しかし、コロナ禍により一度は中断を余儀なくされ、今年は数年ぶりの開催となりました。

並べられたロウソクの灯りは神秘的で、そのおごそかな雰囲気が私たちの心を引き込みました。

私たちは用事で遅くなってしまったため、人々が少なかったこともあり、より雰囲気を感じることができました。

屋台はほとんど終了していましたが、息子は生まれて初めての綿菓子に満足そうな笑顔を見せてくれました。

そして、まさかのタイミングで踊り子の舞が始まりました。

家族みんなで見入ってしまいました。

この踊りは、たぬきと狐の化かしあいがテーマだそうで、最後の曲では見学に来ていた子供たちも巻き込んで楽しそうに踊っていました。

息子は踊りこそしませんでしたが、注意深く見ていた様子が印象的でした。

こんな伝統的な踊りがいつまでも続いてくれたら、息子もいつか参加してくれるかもしれないと思うと、胸が温かくなりました。

地域の関係者の方々には、暑い中でも素晴らしい時間を作ってくださり、心から感謝しています。

千灯祭を通じて地域の絆を感じることができ、次年度の千灯祭を楽しみにしています。

伝統行事を大切にし、次世代へ繋ぐためにも、私たちにできるサポートをしていきたいと思います。

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