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すべてのはじまり~結婚式~

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静岡県三島市にある三嶋大社で桜のとても綺麗な桜の中で結婚式をあげた。
互いにこの先に待ち受ける試練など知らぬまま
・・・

目次

イントロダクション

ブログのテーマについて

双極性Ⅱ型障害であることを承知で結婚してくれた妻と私の夫婦生活を通して同じ状況にある人たちに少しでも理解や注意点などを知ってほしいのでブログにすることにしました。

結婚式当日の様子や思い出について紹介します

桜の好きな妻が開花日に合わせて予約していたのが予測通りとなり、とても桜の綺麗な日で三嶋大社にきていた人たちから「おめでとう」と祝福していただいたりもしました。

前日の夜に私は両親と独身最後の晩餐をし結婚を祝ってもらい、本当に想いで深い結婚式となりました。

結婚後のつらい状況について

私の働く会社は父が社長を務める親族経営の会社で私たちの結婚式の翌日、父が末期がんであることがわかり、一月後緊急入院しました。

私は会社に入って一番若く、年齢も一番若いにもかかわらず、なんの引き継ぎもないまま社長代行を務めることになり、タイミング悪く、従業員の無断退職、取引先ともトラブルが重なり毎日頭をさげてまわりました。そして、もともと持病であった双極性Ⅱ型障害は一気に悪化しました。

自分自身が躁うつ病にかかり、結婚生活がどのように変わってしまったのかについて

本来妻は専業主婦をしながら新しい土地でゆっくり仕事を探すつもりでしたが、私が一人では十分に働けなくなり、妻が仕事を手伝うため私の会社に働きにでるようになりました。

妻がどのように支えてくれたのかについて紹介する

症状は日に日に悪化し、仕事に出れない日もでてきました。

そんな日は妻が仕事に出てくれ、かつ、そんな日は布団にこもり、幻覚や幻聴になやまされていたので家事も妻がしてくれていました。滅多なことがないと泣かない妻ですが私の見えないところで隠れて泣いている姿を見た時とても苦しかったです。

躁うつ病について

躁うつ病とは何か、症状や原因について解説する

躁鬱病は、気分障害の一種で、慢性的に気分が落ち込んでいたり、活力や興味をおそらくするうつ病と、逆に興奮して多弁になったり、無謀な行動をとったりする躁病の症状が交互に現れる疾患です。 

つまり、鬱病の人は、激しい気分の波が論理、脳に興奮したり、鬱状態になったりします。

 この病気は、遺伝的重要性や脳の神経伝達物質の異常です。治療法には、薬物療法や心理療法、生活習慣の改善などがありますが、治療は個人によって異なります。

自分が躁うつ病にかかった経緯や治療方法について紹介する

はじめて精神疾患にかかったのは20後半。

パニック障害という診断でした。

でもその治療の中で鬱期と躁期が顕著にあらわれはじめ、双極性Ⅱ型障害と診断が変わりました。

今、もし、違う病名の人でもその可能性もあるので長い目で診断を受けたほうが良いと思います。

治療は主に薬物療法。

さまざまな薬と副作用に苦しみましたが、今は安定しています。しかし、状態が変わるごとに薬も変化します。さらに、副作用でトイレが近いこと、手に震えがでることがあります。

そのため、遊びに行く時は注意が必要なのと手の震えを指摘されるのが嫌なので友達であっても外食は避けています。

あとは月に一度カウンセリングも受けています。

結婚生活を支えたものについて

結婚生活を乗り越えるために自分がやったことや意識したことについて。

結論から言えば、妻の忍耐と励ましだったと思います。特に双極性障害の関連書籍は全て読み、ネットでも情報を集め、薬以外の治療法を一緒に探してくれ、結果、マニュアルから私だけのオリジナルな方法をいくつも見つけてくれました。

今はそれが役にたっています。

家族や友人の支えについて紹介する

父も母も病気のことは知っていたので温かく見守ってくれました。

妻の両親も病気のことを承知していたので温かく見守ってくれました。

残念ながら友達はこの病気のことを知ってから私の元を去っていき孤独となりました。

今後の展望

躁うつ病を克服するために今後どのようなことを進めていくのか、目標について決着。

寛解(完全回復)が目標ですが医師からは一種類程度は薬を飲まないと生活は困難かもしれないと言われています。

ただ、5年前に子供を授かり育児で忙しくなって病気のことを忘れる時間も長くなっているのでまた状況は変わるかもしれません。

また、子供のためにも完全回復するんだという意欲が強くなっています。

実際の結婚生活や家族との関係についての考え方について紹介する

まず、理解を得ること。

説明をきちんとしておかないとあとで迷惑がかかります。

家族は知っているにしても結婚を考えている人は相手が去る覚悟で全てを話すべきだと思います。

でないと結婚生活がはじまってから離婚という最悪の結末を迎えてしまいます。

結論

自分が躁うつ病にかかり、つらい結婚生活を送っていることについて正直に話すことで、同じような悩みを抱えた人に勇気を与えたい旨を伝える。

先ほどは離婚などのキーワードも使いましたが、大切なポイントは精神の波を作らないこと。

アルコールなどテンションの上がりやすいものは控えたり、仕事などのストレスはスポーツや芸術で発散して鬱にならないように。

しんどい時は早めに休む。

リズムを崩すのが一番いけないので生活の計画を立てることがポイントです。

また、残念ですが夜勤がある三交代などの人は転職を考えたほうが賢明です。

先ほども述べた通り躁鬱病の安定のポイントはリズムだからです。

躁うつ病やメンタルヘルスについての理解を深め、社会全体で支援体制を整えていく必要性について

躁鬱病というだけで毛嫌いされることが頻繁にあります。

先日もその病気だと世間から信用を得るまで普通の人より努力しないと無理だと言われました。

その通りなのかもしれませんがなぜ、病気で苦しむ人間が健常者より辛く努力をしないと認められないのか?より苦境にたたされるのかには疑問を覚えます。

今はリモートワークなどもあり働く時間や場所も自由になりつつあります。これを機に病気でも働きやすい環境ができることを願っています。

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