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男女平等の育児分担がもたらす驚くべきメリット

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このブログには何が書いてあるか

育児における男女平等は、男女が育児や家事を公平に分担し、子育てに参加することを指します。

近年、男女平等が社会的な注目を集め、政府や企業なども取り組みを進めています。

本記事では、育児における男女平等の重要性や現状、そしてその実現方法について考えてみたいと思います。

我が家は出産当時、二人とも失業中でかつ、私が就職活動をしようとした矢先、妻が産後鬱になりそのまま一年間二人で育児をしました。

そして、妻が就職。私はそのまま主夫となり子供の育児をはじめました。

現状の問題点

日本においては、育児や家事の負担が女性に偏っていることが問題視されています。

厚生労働省の調査によると、男性の育児参加率は30%にとどまり、女性が子育てや家事に負担を強いられる現状が続いています。

また、女性が育児休業を取りにくい環境であることも問題となっています。

育児休業を取得することで、女性のキャリアに影響が出るという偏見が存在し、取得しにくい状況が続いています。

育児をしていて感じたのは、どうしても女性でないといけない場面があるということです。

どんなに父親が愛情を注いでも、ワンオペの家庭でない限り、最後はお母さんになります。
そんな中で有給以外で休めないというのは女性は本当に不利だなと感じました。


また、1歳から保育園に預け妻は勤め始めたのですが帰ってくるとすぐに授乳でした。

これはご存じない男性が多いと思うので参考までにいうと一日フルで授乳した場合、ネットのデータの一つでは女性が消費するカロリーは約600kcallだそうです。私の妻は妊娠前から10キロ痩せました。

これは私に置き換えるとジョギングで6キロ走ったCalと同じでした。

女性は何もしなくても母乳オンリーで育てていると6キロも走っているわけです。

男女平等を実現するための取り組み

政府や企業は、男女平等を推進するために様々な取り組みを進めています。

例えば、男性の育児休業取得を奨励する制度の導入や、女性が職場に復帰しやすい環境づくりなどが挙げられます。

また、企業においては、男性の育児参加を積極的に支援する取り組みが進んでいます。

例えば、出産祝い金や育児休暇の取得支援、育児のための研修や勉強会の開催などです。

出産祝い金や、育児支援金など資金的なことはさまざまな制度がありますが、実際の育児に役立つ知識や技術をサポートする点では本当に足りないのが現状です。

私もパパママ研修にもでましたが実際に子供が生まれてからの育児にはほとんど役にたちませんでした。

むしろ、その後、行政に助けを求め、支援してもらった特別支援のほうがありがたかったです。

家庭での男女平等の実現

男女平等を実現するためには、家庭での分担が重要です。

夫婦で話し合いをし、家事や育児の負担を公平に分担することが求められます。

例えば、掃除や洗濯、料理などの家事を男女で分担することで、女性が子育てに集中できる環境をつくることができます。

また、育児にも積極的に参加し、子供の面倒を見ることで、父親との絆を深めることもできます。

さらに、育児における情報共有や相談も重要です。夫婦で育児について話し合い、お互いの意見を尊重しながら、協力して子育てを進めることが必要です。

家庭での男女平等を目指す中で我が家ではどうしようもないことが一つだけありました。
それは授乳です。

これだけは男性にはどうすることもできません。

最初は少しでも母乳のほうがよいと言われています

ただ、それに関しては医学的な意見もあることなので私には真偽はわかりません。

あくまで我が家はその考えに基づき母乳で育てました。

育児をしない男性の方には想像もつかないと思いますが生まれて最初の頃は昼夜問わず2時間おきに授乳します。

もちろん、本当に過酷です。

私の妻はその授乳が上手くできず産後鬱が悪化し、行政の支援を受けました。

その中で私も一緒に助産院に泊まって授乳の練習に協力したのですが、3日目にダウンしました。

夜中に起きることなく朝まで寝てました。

もちろん、妻はその間も起きて助産師さんと共に授乳をしてました。助産師さんが「パパも倒れたら大変だから寝かしてあげよう」と言ったそうです。助産院で教えたかったのはそういう女性の大変さだったと思います。

だから、平等と言っても完全に平等には感じないかもしれません。

「なぜ、洗濯も食事も掃除も俺がしないといけないんだ!」と思う男性もいると思います。
でも、男性にはできない育児の仕事を女性がしているのは事実です

参考までにですが粉ミルクの場合も2時間おきでかつ次の授乳に備えて授乳が終わり次第哺乳瓶の消毒が必要です。

これを男性が担当している家庭はありました。つまり、その家庭では男性も2時間おきに起きていたわけです。

そういう現状を周囲はどれだけ理解しているでしょうか?

産みたい人は好きで産んだのだから当然という人がいますがそれでも途中でやめて殺してしまうわけにはいきません。

覚悟をしていたって過酷であることには変わりません。

男女平等がもたらすメリット

男女平等が実現することで、様々なメリットがもたらされます。

例えば、女性がキャリアを続けることができ、社会的な地位が向上することが期待されます。

また、男性が育児や家事に参加することで、家庭内のコミュニケーションが円滑になり、家族間の絆が深まることもあります。

さらに、子供たちにとっても、父親が積極的に育児に参加することで、父親との関係性が深まり、子供たちの成長に良い影響を与えることが期待されます。

私が育児に二の足を踏んでいると「今、私がいなくなったら誰がこの子の面倒を見るの?誰がおしめを変え、誰がごはんを食べさせるの?」と言われたのをきっかけに本気で育児をはじめました。

どちらもが同じことができるというのは本当にメリットが大きいです。

まとめ

育児における男女平等は、男女が育児や家事を公平に分担し、子育てに参加することを指します。

現在の日本においては、男女平等が実現していない状況が問題視されています。

政府や企業が取り組みを進める一方で、家庭内でも夫婦で話し合いをし、家事や育児の負担を公平に分担することが求められます。

男女平等が実現することで、女性のキャリアアップや家族間の絆が深まるなどのメリットが期待されます。

最後に私が育児の中で言われた言葉で印象深かったものを紹介します。

「子供は一人で育てる必要はない。 巻き込める人はみんな巻き込めばいい。一人になったら負け!」これは市の保健士さんがかけてくれた言葉です。

「男性は子供が7か月まで育児に一言も口出ししないで黙って妻のやりたいようにやらせてあげて。それをサポートすることが上手く育児をするコツ!男性は子供のためになることをしようとせず、奥さんが喜ぶことをしないさい。皿の一枚洗ってくれるだけでも奥さんは助かる。」これは助産院の院長先生がかけてくれた言葉です。

そして我が家ではこれを実行しました。

私は生後7か月まで一切口出ししませんでした。その結果なのか妻は「あの時、一緒に戦ってくれたから私は育児ではあなたを信じてる」と言ってくれました。

今でも保育園選び、食べ物、服、病院、なんでも二人で決めています。

「子供なんかほっとけば育つ!」「俺イクメンだから!」この二言を口にする男性はまず育児をしてないか本当の育児をしらないと思います。

ちなみにこれは私の言葉です。

これだけ手間暇かかるのにほっとけば育つというのはまず、育児をしてない証拠。

「イクメン?」育児はそんなカッコいいものではありません。
おしめの処理もあれば寒い日の入浴、夜泣き、本当にボロボロになります。

それでも、気持よさそうに寝ている我が子、自分の血をついだ我が子を守りたいと思うからできる本能でやるような作業なのです。

それをイクメンなんて横文字で片づける人間を私は良い父だとは思えません。これはあくまで私の意見ですが。女性のみなさんはいかがでしょうか?

全体を通してかなり女性よりの意見に聞こえたかもしれませんが、まずはそこからはじめないと男性の育児参加はないと思います。

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