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【改定版】Google帝国~YMYL問題について考える~

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イントロダクション

先に述べておきますがこれはGoogle批判の記事ではありません。私はYouTubeも見ますし、この記事の下書き原稿もドキュメントで行っています。私が今日述べたいのはGoogle検索システムとYMYLガイドラインに対する疑問です。

改訂版を作るにあたりアンダーラインと図を多用し、図を見ただけでもわかる項目を増やしました。

私のブログ記事の一部はYMYLに抵触しているためGoogleの検索エンジンには掲載されません。

YMYLは事件があってできた決まりで必要なものだと思います。

ちなみに私の場合は闘病記を書いています。

病気に対して主観を述べるのは当然のことだと考えています。

それが医師のような権威をもたずエピデンスもない意見だから混乱を招く可能性があるとして掲載されないことは言論のコントロールではないかと感じています

患者によって治療法も違います。

薬の副作用に関しては人によって違い、医師のいうことだけがすべてではありません。

それも無視するということでしょうか?

その判断もブラックボックスだとGoogleは明確にはしていません。

あくまで抵触する項目だけを列挙しているにすぎず、私が話した人の中にはアドセンス(アドセンスについては別の機会に説明しますが簡単に言うとGoogleが認める広告収入のための許可です)が取れなくなるので本当は書きたいけど書かなかった人、削除した人もいました。

Googleからすれば削除といっても記事自体が消えるわけではないと言いたいかもしれないませんが、世界の90%以上の利用を誇る検索エンジンからの締め出しは記事の抹消そのものだと思います。

今のブラックボックスの中のYMYL規制は本当に問題がないのでしょうか?

YMYLってなぁに?あんまり聞いたことない。それって大切なの?

YMYLとは何か、なぜGoogleが重要視しているのか?

YMYL(Your Money or Your Life)は、Googleが掲載基準において特に重要視しているコンテンツの一部を指します。YMYLには、個人の財産や生活に直接関わる重要な情報が含まれます。

たとえば、医療・健康、金融・投資、法律、教育などの分野が該当します

GoogleがYMYLを重要視する理由は、ユーザーの安全と信頼性を確保するためです。

特に健康や金融などの分野では、間違った情報や誤解を招く情報が重大な影響を及ぼす可能性があります。例えば、誤った医療アドバイスや詐欺的な金融情報がユーザーに与える悪影響はじんだいです。

YMYLコンテンツの掲載基準は厳しくなっており、高い信頼性と専門性が求められます。

Googleはユーザーに価値のある情報を提供するために、信頼性の高いソースや専門家の見解を優先的に掲載することを目指しています。

これにより、ユーザーが正確な情報にアクセスし、健康や安全に関わる重要な決定をする際に信頼できる情報源となることを目指しています。

したがって、GoogleがYMYLを特に重要視しているのは、ユーザーの安全と信頼性を守るためであり、健康や金融などの重要な情報分野において高い基準を求めているからです。

YMYLに該当する分野やテーマを列挙し、それがどのような内容に関わるか?

YMYLの対象分野

  1. 医療情報: 疾病、症状、治療法、薬物、健康管理に関する情報など。
  2. 金融情報: 銀行業務、投資、保険、税務、退職プランなどに関する情報。
  3. 法律情報: 法的問題、法律手続き、法的アドバイスなどに関する情報。
  4. 技術情報: インターネットセキュリティ、コンピューターのセットアップや修理、プログラミングなどに関する情報。
  5. 教育情報: 大学、専門学校、資格試験、学習方法などに関する情報。
  6. 雇用情報: 求人情報、キャリアアドバイス、職場の法律や規則などに関する情報。
  7. 住宅情報: 不動産、賃貸物件、住宅ローン、ホームインテリアなどに関する情報。
  8. ショッピング情報: 商品のレビュー、価格比較、オンラインショッピングの安全性などに関する情報。
  9. 旅行情報: 旅行先の情報、ホテル予約、交通手段、観光スポットなどに関する情報。
  10. 食品・栄養情報: 食品の安全性、栄養成分、特定の食事制限に関する情報など。

YMYLに該当するコンテンツは、個人の財産や生活に直接関わる重要な情報を含んでいます。

これらの分野では、ユーザーが正確な情報にアクセスし、安全かつ信頼性の高い意思決定を行うことが求められます。

Googleは、YMYLコンテンツの掲載基準を高く設定し、信頼性のある情報源を優先的に表示することで、ユーザーの安全と信頼性を確保しようとしています。

お金のことや健康のこととか生活を支えるものを危険な情報から守るYMYLは私たちに必要な大切な決まりなんだね。

そうだよ。必要なものなんだ。でも、その決まりが非常に厳しいのではないかとpoyo-papaは考えているんだ。

どういうこと?

poyo-papaが書いている闘病記を例に説明するね。

医療情報、健康アドバイス、闘病記などが含まれる

医療情報、健康アドバイス、闘病記などは、YMYL(Your Money or Your Life)に該当する分野の一部です。これらのコンテンツは個人の健康や医療に関わる重要な情報を扱っています。

これらのコンテンツは、一般のユーザーにとって重要で信頼性の高い情報であることが求められます。医療や健康に関する情報は、個人の生活や健康に大きな影響を与えるため、正確で信頼性のある情報が必要です。

YMYLに該当するコンテンツは、専門的な知識や経験を持つ専門家や信頼性のある情報源から得られる情報が重要視されます

Googleは、ユーザーの安全性と信頼性を保護するため、YMYLコンテンツの掲載基準を高く設定しています。これにより、ユーザーが適切な医療情報や健康アドバイスにアクセスし、正確な情報に基づいて意思決定を行うことができるようになっています。

一方で、医療情報や闘病記(とうびょうき)などの個人の主観的な経験が含まれる場合、それが排除されることで言論の自由や情報の多様性が制限されるという課題

YMYL規制によって医療情報や闘病記(とうびょうき)などの個人の主観的な経験が排除される可能性があり、言論の自由や情報の多様性が制限されるという課題が指摘されています。以下にそれについての説明をします。

言論の自由の制限: YMYL規制によって、医療や健康に関する情報の計算基準が厳しくなることで、個人の主観的な意見や経験が排除される可能性があります。これにより、個人の意見や体験を通じた情報が制約されることで、言論の自由が制限されるとの指摘があります。

情報の多様性の制限: YMYL規制は、信頼性の高い情報を重視するため、特定の情報源や専門家の見解が優先的に表示される傾向があります。これによって、多様な意見や情報が排除され、情報の多様性が制限される可能性があります。特に、個人の主観的な経験や意見が重要な役割を果たす医療情報や闘病記では、この制限がけんちょに現れることがあります

以上のような課題が存在する一方で、YMYL規制はユーザーの信頼性や安全性を確保するために重要な役割を果たしています。医療や健康に関わる情報においては、正確性と信頼性が重要であり、ユーザーが誤った情報や詐欺的な情報に惑わされることがないようにする必要があります。

このような課題を解決するためには、個人の主観的な経験や意見を含む情報も、適切な方法で提示されることが求められます。例えば、情報の提供者が自身の立場や経験を明確に表記し、読者が情報の信頼性や客観性を判断できるような仕組みが必要です。また、ユーザー自身も情報の選択や判断において批判的思考を持ち、複数の情報源を参照することが重要です。

医療情報などは診察する医療機関と受診した患者の両方の情報があってこそ信頼性の高い情報といえ、エピデンスがあるからといってそれが全ての患者に当てはまるわけではありません。

いくら少ない意見であったとしてもその重要性をよく吟味してネットを作っていくことが本来の姿であり、現在のような大まかな枠とブラックボックスという言葉が当たり前の決まりで当たり前のように言論の自由をコントロールすることには疑問を感じているんだ。

たしかに、病院で治療を受けた時の感じ方はそれぞれ違うし、どんな治療を受けたかも違うもんね。お金のことも儲かったと一言に言ってもその価値は人によって違うもんね。

そうなんだ。

YMYLは個人個人の意見を消してしまう可能性がある危険もあるんだ。

みんなを守る決まりでありながらみんなの情報を操作する諸刃の剣なんだ。

じゃあ、どうしたらいいの?

YMYL規制が不透明であることについて指摘し、その理由について

YMYL規制が不透明であると指摘される理由はいくつかあります。以下に考察します。

評価基準の明確さの欠如: YMYL規制は、Googleが設定する検索ランキングの基準の一部ですが、具体的な評価基準やアルゴリズムは公開されていません。

これにより、ウェブサイトやコンテンツの所有者は自身のサイトがYMYLに該当するのかどうかを正確に把握することが難しくなります。

判断基準のブラックボックス化: GoogleはYMYLに該当する分野を一部列挙していますが、具体的な判断基準や評価方法は明示されていません。

これにより、ウェブサイトの所有者は自身のコンテンツが規制に違反するかどうかを判断する際に不透明さを感じることがあります。

結果の一貫性の欠如: YMYL規制による検索結果の変化が一貫性を欠いていると指摘されることもあります。

同じテーマのコンテンツでも、一部がYMYLに該当し排除される一方で、他の類似したコンテンツが掲載される場合があります。

この結果の一貫性の欠如は、規制の基準やアルゴリズムの透明性が不足していることを示唆しています。

検索結果への影響の不確実性: YMYL規制によって特定のコンテンツが検索結果から排除されると、それによってウェブサイトの所有者やコンテンツ制作者には重要な影響が生じます。

しかし、どのコンテンツが排除されるかやその影響の範囲は明確にされていません。これにより、所有者や制作者は不確実性を抱えながら運営を行わざるを得ません。

YMYL規制の不透明さは、所有者や制作者にとって不利益や混乱を招く可能性があります。

より透明で明確な基準や評価方法の提供、判断の一貫性の確保、そして規制の結果や影響に関する明確なガイドラインの提供が求められるでしょう。これにより、ウェブサイトやコンテンツの所有者はより適切なコンテンツを提供し、ユーザーに信頼性の高い情報を提供できる環境が構築されることになります。

Googleの判断基準の透明性を高めるための提案

ガイドラインの公開: GoogleはYMYLに該当する分野やコンテンツに関する具体的なガイドラインを公開することで、所有者や制作者が基準を理解しやすくなります。このガイドラインには、品質基準や評価基準、違反の具体的な例などが含まれるべきです。

フィードバックの提供: Googleは所有者や制作者からのフィードバックを受け付け、判断基準の改善に役立てるべきです。所有者や制作者は、コンテンツの品質向上や適切な運営を目指す意欲を持っていますので、フィードバックの受け入れや共同作業は透明性向上のために重要です。

透明性に関する情報の提供: Googleは、判断基準やアルゴリズムに関する情報を積極的に提供することで、所有者や制作者が結果を予測しやすくなるよう努めるべきです。具体的な指標やランキングの影響要因の説明などが含まれると有益です。

コミュニケーションの強化: Googleは所有者や制作者とのコミュニケーションを強化し、疑問やけねんを解消するための対話を行うべきです。オープンな対話を通じて、透明性と理解を高めることができます。

これらの提案によって、Googleの判断基準のブラックボックス化に起因する問題を解決し、透明性を高めることができるでしょう。これにより、所有者や制作者は適切な対策を講じることができ、ユーザーに対してより信頼性の高い情報を提供することができる環境が構築されることになります。

でも、どうして、Googleの決まりにはブラックボックスが多いの?

それはね。どんな仕組みか暴かれて悪用されないためなんだ。でも、同時に中身は誰にも見えない。これも弊害と言えるね。

poyo-papaが今後Googleに求めることはGoogleはガイドラインの明確化をはかり、今より規制内容を細かく開示すること。

フィードバックを行いYMYLに抵触した人などから聞き取りを行い、アルゴリズムに役立てたり専門家に判断をあおぐこと。

サポートや問い合わせを分かりやすくしユーザーとのコミュニケーションを深めユーザーの声を今より反映させること。

たしかに、それならブラックボックスも少しは透明化が図れるかもしれないね。

YMYL規制によってアクセスが制限されることで発生する問題

情報の制限: YMYL規制によって、医療情報や健康アドバイスなどの重要な情報にアクセスできなくなる可能性があります。

個人の主観的な経験や意見も重要な情報源となる場合がありますが、これらの情報が排除されることで、ユーザーは多様な情報や視点にアクセスする機会を失う可能性があります。

自己啓発の制限: 健康や闘病に関する情報は、個人の自己啓発や能動的な参加を促す重要な要素です。

YMYL規制によって制限されることで、個人が自身の状況や健康に関する情報を積極的に探求し、自己管理を行う機会が減少する可能性があります。

情報の多様性の低下: YMYL規制によって特定の情報が排除されると、検索結果やオンライン上の情報源の多様性が低下する可能性があります。

情報の多様性は、ユーザーが自身のニーズに合った情報を見つけるために重要です。一方で、情報の多様性が制限されると、ユーザーはより限定的な情報に頼ることになります。

情報の信頼性の課題: YMYL規制の目的は情報の信頼性の確保ですが、実際には排除されない情報の中にも信頼性に疑問があるものが含まれる可能性があります。一方で、個人の主観的な経験や意見が排除されることで、情報の信頼性に関する多様な視点や評価が欠落する可能性もあります。

これらの問題は、YMYL規制によってアクセスが制限されることで生じる可能性があるものです。

YMYL規制の目的である情報の信頼性やユーザーの安全保護を重視しながらも、情報の多様性と個人の主観的な経験や意見の重要性をバランスさせる必要があります。

YMYL対策として、他のプラットフォームや手段を活用する方法や、読者とのコミュニケーション強化

別のプラットフォームや手段の活用: YMYL規制によって収益化が制約される場合、他の収益化手段やプラットフォームを活用することが考えられます。

例えば、広告プラットフォーム以外の収益化手段を探し、スポンサーシップや有料メンバーシップなどのモデルを検討することができます。

また、ソーシャルメディアやメールニュースレターなど、ブログやウェブサイトと連携して情報を提供する別のプラットフォームを活用することも考えられます。

読者とのコミュニケーションの強化: YMYL規制によって情報提供が制約される場合、読者とのコミュニケーションを強化することが重要です。

ソーシャルメディアやコメントセクション、メールなどを通じて、読者の質問や意見を受け付け、直接的な対話を促すことができます。

読者のフィードバックを取り入れることで、情報提供の幅を広げることができますし、読者の信頼を得ることもできます。

多様な情報源の活用: YMYL規制によって特定の情報が制限される場合、多様な情報源を活用することが重要です。他の医療専門家や機関、組織の情報を引用したり、他の信頼性の高いウェブサイトやジャーナルを参照したりすることで、情報の幅を広げることができます。

また、個人の主観的な経験や意見を示す際にも、明確にその主体性や限定性を示すことが重要です。

オフラインの活動やコミュニティの参加: YMYL規制によってオンラインでの情報提供が制約される場合、オフラインの活動やコミュニティの参加を通じて、直接的な情報提供や支援を行うことも考えられます。

セミナーやワークショップの開催、地域のサポートグループへの参加など、リアルな場での情報共有や相互支援を促進することで、制約をほかんすることができます。

これらの対策を活用することで、YMYL規制による制約に柔軟に対応し、情報の提供や読者との関係を強化することが可能です。

今、YMYLに抵触している人は別のプラットフォームを使ったりしているんだね。そしたら、閲覧は比較的簡単じゃないの?

その通り、Googleが取り締まってもいくらでも、YMYLに関する記事を見ることはできるんだ。あくまでGoogleという大企業が作っている決まりにすぎないんだ。

まとめ

YMYLは必要な決まり事ではあるが、個人の言論の自由をうばう可能性がある。

また、他のプラットフォームを使えばYMYLは情報を閲覧は容易にできることからこの決まりは完全に機能しているとは言えない。

もっと個人の意見もフィードバックに取り入れる体制を整え、よりしんぴょう性のおける情報にすることが課題。

 

追記

YMYLに抵触しているからではなく低レベルのため掲載されていないかもしれないと思い一度アドセンスの審査を受けたところアドセンス違反とのことで棄却されました。

また、Googleサーチコンソールではクロール済みにも関わらずインデックス未登録が何か月も前の記事に多数あります。

サーチコンソールの表記のクロール済みインデックス未登録だけではなくアドセンス違反という項目を作ってくれることを希望します。

でないと、品質が低いため掲載されないのかYMYLで永遠に記載されないのかわからないからです。

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