イントロダクション
「Googleの一極集中と歴史から学ぶ教訓」
Googleの支配が破滅につながる可能性はあるのか?
Googleは私たちの生活に大きな利便性と娯楽をもたらしています。
しかし、歴史は私たちに一つの力が支配することの危険性を教えてくれます。
この記事では、Googleの存在に頼り過ぎることのリスクと、歴史的な教訓を通じて得られる洞察について考えてみましょう。
Googleの支配の可能性やその結果、私たちの将来における不安は何か?
一極集中の影響によって私たちの生活がどのように変わるのか?
この記事では、Googleの存在によってもたらされる利益と、一極集中のリスクについて詳しく解説します。
また、過去の歴史から学んだ教訓を通じて、私たちの未来に対する適切な姿勢を見つける手助けをします。
Googleの利便性に目を奪われている人たちにとって、この記事は一つの視点を提供し、将来への不安を考えるきっかけとなるでしょう。
Googleの利用者の一人です
前提として私はYouTubeを見て笑わせてもらっているし、学ばせてももらっている。そして、この記事も下書きにGoogleドキュメントを使用している。
Googleの恩恵を受ける一人だ。Googleに感謝の念を持っている。
数年後の日本の未来
数年後の日本の子供たちは一人一台chrome bookを持ち、学校で学んでいる。
先生が質問するとそれを以下に正確に早く調べることができるか。
それが学習の基本となっている。
さらに、その調べたことを活かしプログラムを組んだりしている。
検索はもちろんGoogle検索。
でも、保護者や教育者は有害なサイトから子供たちを守るため規制システムをつけている。
子供たちはGoogle検索に記載された記事とGoogleが認めたサイト以外見ることはできない。
これは架空の話ではなく近い将来予想される未来だ。
この話のどこに問題があるのか?
子供たちはGoogleが選んだ情報のみで世界を作っていく。
制限される情報に有益なものはないのだろうか?
YMYL
みなさんはYMYLをご存じだろうか?
YMYLは、”Your Money or Your Life”(あなたのお金またはあなたの生活)の略称です。
YMYLは、Googleの検索アルゴリズムに関連する重要な概念です。
YMYLは、Googleが特に重要視するウェブページのカテゴリを指します。 これらのページは、ユーザーの財政的な情報や健康、安全、法律、公共政策などの分野に関わる重要な情報を提供するものです。 つまり、ユーザーのお金や生活に直接的な影響を与える可能性があるコンテンツです。
Googleは、特にYMYLページに関して高い品質と信頼性を求めており、それらのページをランキングする際には厳格な基準を適用します。
これは、検索結果の上位に表示されるためには、信頼性の高い情報源であることや専門知識を持つ著者が関与していることが条件です。
したがって、YMYLページを作成する場合、正確な情報を提供するだけでなく、情報のソースや著者の信頼性を明示することが必要です。
また、医療アドバイスや法的アドバイスなどの専門的なトピックに関する情報を提供する場合には、適切な資格や信頼性を持つ専門家の監修や参照を含めることが推奨されます。
つまり、一定のカテゴリー黄色の上記黄色のアンダーラインの条件の情報については権威のない情報、エピデンス(実績)のない情報をGoogleが審査して掲載しないというものだ。
これは実際に起きた情報被害から生まれたルールでルールそのものの存在は否定しない。
むしろ、必要だ。
ただし、規制する情報はGoogleがよくいうブラックボックスが決めているらしい。
審査カテゴリーは公表されているが審査基準は公表されていない。
消えた情報
はじめてこのことに疑問を持ったのは子供の小児喘息の時だった。
調べてみると病院の医師の喘息のしくみを述べた記事は数えきれないほどでてくるのに、小児喘息のお子さんを持つ家庭の方が書いた記事はほとんどでてこなかった。
さらに、自身は双極性障害を患っているが、それに関しても個人の闘病記はほとんどでてこない。
さらには自身がそのような記事を書くとYMYLと判断されたのかGoogle検索にも掲載してもらえなかった。
これは正しい情報規制だろうか?
このことを訴えるようになってたくさんの人から「実は私も本当は書きたい記事があったけどYMYLにひっかかると思って書けなかった」という声があった。
理由はのちほど詳しく書くがGoogleアドセンスが絡んでいる。
日本の未来その2
子供たちはGoogleが制限した情報で学びながらさらに財政を学ぶために稼ぐ方法を教えられる。
その1つにGoogleアドセンスがある。
Googleアドセンスとは自身のサイト内に広告を出しクリックしてもらえると一定のお金をもらえる広告システムで、ブログを書いている人間はこのライセンスをとることを1つの目標にするものも多い。
良いページを作る練習にもなる上、小遣い稼ぎにもなる。1つの成績指標にもなるかもしれない。
Google色
でも、このアドセンス。
基準はこれもまたGoogleブラックボックスだ。
何も明確にされていない。
合格者の中でこれが合格の決め手ではないか?これではないか?とあれこれ推測されているが何もわかっていない。
1つ、はっきりしているのはこれに通過するサイトはGoogleの特色を持っているということ。
未来の子供たちがみんなこのアドセンスを目指せばネット中が同じGoogle色の記事で溢れることになる。
先に述べたYMYL記事を避ける理由の1つはYMYL記事を書いたもの、書くものにはこのアドセンスを与えないというものがあるからだ。
未来のGoogle
先にも述べた通り、私もGoogleの恩恵を受ける一人だ。
でも、このような未来を考えると不安を隠しきれない。
世界1といってもいい企業の未来をどうしろとも言えないが、私個人としてはもっと分断化するべきだと思う。
Googleがいうブラックボックスは1つなのか複数あるのかわからないが分断して複数、各、地域、国に即したブラックボックスを作ることで分析は細かくなると思う。
今、もし、そうであるならブラックボックスがいくつあるのかは公表するべきだと思う。
ブラックボックスという実態ではなくアルゴリズムというプログラムだと思うが、その基本がどのようなものなのかは一部は公表するべきだと思う。
ネット動画に押されテレビは衰退してきているがテレビには長い歴史があり、また、いまだ完全に消えることはない。
これは多くのテレビ局が存在し、互いの番組を競い合ってきたからではないだろうか?世界で放送局同士のネットワークも持っている。
Googleも分断し競わせることでもっとよいコンテンツを産み、もっと大きく成長しないだろうか?
歴史を振り返れば、大きな帝国は必ずいつか滅びてきた。
世界は今これだけ多くの国に分かれているからバランスがとれている。それぞれの地域、それぞれの場所でそれぞれの考えで生きていける場所があるから。
それを1つの力がまとめることは破滅にしかつながらないと歴史が語っているような気がする。
Googleの恩恵を受ける一人として今後もGoogleが存続することを願うと共に、今、Googleから受ける、大きな娯楽や利便性で目がくらんで将来に不安を感じない人たちにこの記事を読んでもらえたらと思う。
おわりに
Googleの利便性と娯楽によって私たちは多くの恩恵を受けていますが、歴史は一つの力が絶対的な支配を持つことの危険性を示しています。
この記事では、Googleの一極集中がもたらすリスクと、それに対する教訓について考えました。
私たちは、Googleの便利さに魅了され、将来への不安を感じずに過ごすことがあります。
しかし、一つの企業や力が市場や情報を独占することは、競争や創造性の低下、個人のプライバシーへの懸念など、さまざまなリスクを引き起こす可能性があります。
歴史は、過去に繰り返された一極集中の例を提供しています。
これらの例から学ぶことで、私たちは適切な対応策を見つけることができます。
例えば、競争を促進するために独占禁止法や規制の必要性、情報の分散化や個人のデータ保護の重要性などです。
私たちは、Googleの存続を願う一方で、単一の力に依存しすぎないように注意すべきです。
バランスと多様性の重要性を忘れず、競争とイノベーションを奨励する環境を作り出すことが重要です。
この記事を通じて、Googleの利益に目がくらんでいる人たちに、一極集中のリスクと教訓を提起しました。
私たちの未来を考える際に、多角的な視点を持ち、バランスのとれた進化を促すことが重要です。
それぞれの役割を果たす企業や個人が協力し、持続可能な未来を築くために取り組んでいきましょう。
私たちが適切な措置を講じることで、Googleの恩恵を享受しながらも、より包括的で公正な社会を実現できるでしょう。