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授乳のリアル:男性が知らなかった授乳中の奮闘と感動とは?

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あなた、普通の男性よりよぼど授乳のことに詳しいから授乳アドバイザーになれるんじゃない?・・・・・想像したら気持ち悪いけど(笑)

この言葉から今日は私(男性)から見た授乳の現実について書いてみたいと思います。なぜ、そんなに私が授乳に詳しいかは関連記事をご覧ください。

目次

赤ちゃんの顔が見えないことに驚きました

私は赤ちゃんの顔が授乳中妻から見えないことが想像できませんでした。

そのため赤ちゃんが乳首に吸い付く瞬間を妻に教えることが、最初の私の仕事でした。

赤ちゃんの吸いつく力に驚愕

赤ちゃんの吸いつく力は非常に強力で、失敗すると乳首に水ぶくれができるほどです

噛むこともありますが、まだ歯はありません。

助産院で外し方を教えてもらった時には驚きました

。口の間に指を入れ、隙間を作り吸いつく吸盤に空気を送り込むように外すのです

引っ張ってもはずれないのです。それだけ赤ちゃんの吸引力は強力です。

実際の授乳姿勢は思っていたとは違う

男性には赤ちゃんを優しく抱くお母さんの姿やほほえましい笑顔での授乳が思い浮かびますが、実際は異なります。

同じ姿勢で毎回授乳すると腱鞘炎になるため、縦抱きや横抱き、フットボール抱きなど様々な姿勢が存在します。

フットボール抱きとはアメフトのボールを抱くようにして授乳するのです。

授乳クッションと呼ばれる三日月形のクッションを使うこともあります。授乳は2時間おきに行われる戦いです。

男性のできることは楽な姿勢を提供すること

男性ができることは、妻が授乳時に楽な姿勢をとれるようにサポートすることです。

クッションを運んで背もたれになったり、支えになったりすることが重要です。

母乳と粉ミルクについて

一般的には生まれた最初の時期は母乳が良いとされます。

そのわけは、母乳には免疫物質が含まれ、赤ちゃんの免疫力をサポートする役割があるからです。

また、よく小さい胸は母乳がでないと言われますが胸のサイズに関係ないそうです。

現に私の妻は自他共に認める貧乳です(笑)。それでも、生まれてから離乳するまで母乳で育てました。

そんなに母乳が大変なら粉ミルクでと思われた方もいるかもしれませんが粉ミルクを使う場合でも大変です。

粉ミルクも手間がかかります。

人肌の温度に作り、飲ませる光景は一般的ですが、その後の処理が問題です。

哺乳瓶をきれいに洗い、殺菌しなければなりません。

現在はミルトンという漂白剤のようなものがありますが、それに入れて2時間放置する必要があります。つまり、授乳後すぐに哺乳瓶を洗い、殺菌剤につける作業が必要です。

そして、これを2時間おきに行わなければなりません。

昼夜を問わず、継続的に行う必要があります。

もし殺菌剤を使わない場合は、熱湯で消毒しなければなりません。

非常に手間がかかります。

コップなどが足りない場合に洗剤でさっと洗うなどの簡単な作業とはわけが違います。

まとめ

とにかく、授乳は戦争のようなものです。母乳での授乳の場合、女性は1日に600 kcalの運動量を消費するというデータがあります。

私は毎日5キロのスロージョギングをしていますが、その場合の消費カロリーは約400 kcal程度です。

600 kcalという数値の大きさが分かると思います。

世の男性の中には妻が食事の用意もしてくれないことに嘆いている人もいるようですが、それは当然のことです。

一日トータル、7~8キロ走るような運動量を、2時間おきに行います。

これは女性にしかできない仕事なのです。

男性の中には子供ができると妻が取られた気がしてやきもちを焼く男性がいるといいますがこの現状を理解して少しは優しく接し、理解してあげましょう。

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