イントロダクション
我が家では夕食後の食器洗いが苦痛でした。
妻は仕事で疲れていたし、私も日中の食器洗いは苦にならないのですが夕食後だけは苦痛でした。
そんな状況を打開すべく食洗器を購入することになったのです。
購入までの経緯
まず、問題になったのは設置場所です。
食洗器は流しから近い場所なくてはなりません。
我が家は築30年のアパードで台所も狭く食洗器を設置する場所がありませんでした。
そこで食料保存に使っていた棚を動かし流し横の冷蔵庫を動かし、その間に食洗器用の棚を買って設置することにしたのです。
ところが、食洗器を設置するには蛇口周りの部品を取り替える必要があることがわかり、工事の許可をとるために管理会社に連絡したところ不可との返事がありました。
管理会社によると素人の工事では退去時に元通りにできない可能性がある。完全に元に戻せないと水漏れなどの原因になるとのことでした。
そこで電気店にて取付工事について相談したところ取付6000円部品代別、撤去時復元費6000円とのことでした。
しかも、完全に復元できるという保証はできないとのことでした。
そこで諦めかけた時、ネットでタンク式の食洗器があることを知りリサーチをはじめました。
数は少なくその中で候補に上がったのが今回のラクアです。
ラクアの特徴と仕様
サイズ幅42.5×高さ45.5×奥行41(cm)
重量約13kg
電源ケーブル長140cm/アース線長さ(プラグ根元から)14cm
付属品
上部トレイ、下部トレイ、給水ホース(1.5m)、排水ホース(1.5m)、バスケット、クリップ、給水カップ(1.8L)
定格電圧100V
定格周波数50/60Hz
定格消費電力934W/950W
目安電気代1時間約25.7円(1kWhあたりの電気代を27円として計算)
水道水圧0.03~1Mpa
使用水量5L
洗浄方式ダブルノズル噴射式
すすぎ方式ためすすぎ
乾燥方式高温+送風方式
標準収納容量16点(大皿2点、中皿3点、小皿2点、小鉢2点、茶わん2点、汁わん2点、コップ2点)+箸類
庫内の有効範囲スペース
(食器カゴ基準)
高さ(箸置きトレイをセットした場合):最大22センチ
高さ(箸置きトレイを外した場合):最大26センチ
かご幅:最大32センチ
奥行き:最大31センチ
専用洗剤標準使用量約8g
参考価格 34,800円
詳しいスペックや外観など知りたい方は下記のサンコーラクアHPアドレスをご参照ください。
なんといってもこのコンパクトさが我が家にはピッタリでした。
夫婦と子供1人の食器なのでこれだけの容量があれば十分。
そして、タンク式につき水道工事不要。
価格も34800円は食洗器としては高いほうではないと思います。
もちろん、性能に応じて価格は変わるのでこの性能でこの価格が見合うかはひとそれぞれの価値観ですが我が家はためらうことなく買いの価格でした。
購入と設置
さて、いざ購入と調べると雑誌などでも実力が高いとの評価でメーカー直販サイトでは数か月待ちの人気商品でした。
そこでネット内を散策して別サイトで購入しました。
そして、数日後。
商品が到着。
13㎏と大きさを考えると女性一人では大変かもしれませんがラクア自体の取付方法はいたって簡単で普通の食洗器と同じ水道からの直接給水も可能となっていました。
でも、今回はタンク給水が目的だったのでアース線、コンセント、排水パイプを取り付けるだけで作業は完了でした。
ただ、我が家は築30年と古く、アース線が使われていなかったため腐食が進んでいたためその取付に苦労しました。
*写真は使用中に撮影したものです。だから、中身に食器が入ってます。
使用感と効果
音は比較的大きめですが、扉を開けて横の部屋で寝ていても眠れなかったことはありません。
大きさの割りに内容量は本当に十分で普段大皿として使ってるものまで入りました。
洗浄力は前評判通り、カレーなどでもきちんと余洗いすれば十分に落としてくれます。
余洗いといっても水洗いで十分です。
余談ですがラクアは洗浄力が弱いので余洗いが必要なわけではなく食洗器全般に投入前の余洗いは勧めています。
乾燥はいまいちです。
完全に乾いていたことはありません。
箸などは乾きますがスプーンなどでも水滴が残っていることがありました。
乾燥はあまり期待しないほうがよいと思います。
掃除も本当に簡単です。道具もいらず、部品を外すだけ。
おすすめポイントと注意点
おすすめは何と言っても節水できること。
給水して5リットルがくるとブザーがなるので水は本当に5リットルのみで洗浄できます。
でも、逆にこの給水が少し手間で、給水口は上部にあるため背の低い人は設置する高さによっては大変かもしれません。
また、付属の給水カップは1.8リットルのため数回に分ける必要があるうえ、非常にこぼれやすい形をしているため給水は面倒です。
そこで、のちほど紹介しますが我が家ではとっておきの方法を使って給水を楽にしています。
もっとも、我が家が一番にはじめたわけではなく我が家が購入する時にはすでにされていた方がいた方法です。
また、取説によると廃熱のため周囲を数十センチ程度開ける必要もあります。
つまり、上は完全にあけておく必要があります。上に棚などがあると給水ができません。
さて、とっておきの方法ですが、蛇口を写真のような庭に水をやる時に使うようなジョイントに変えます。
上記の写真は蛇口側のジョイントです。
上記の写真はホース側のジョイントです。
接合するとこうなります。ワンタッチでつけ外しができます。ホースも切り売りのものです。
ホームセンターで数百円で売っており、ほとんどの水道で取り付け可能です(事前に調べてください)。そして、ホースとつなげるとハイこの通り!
水道から直接給水できるので楽ちんです。パチンとホースをはずせば普通の水道として使えます。
この方法を使えば給水も楽々です。
水道から直接給水できるので楽ちんです。パチンとホースをはずせば普通の水道として使えます。
この方法を使えば給水も楽々です。
まとめ
現代の3種の神器と言われる食洗器を導入して時間は確実に確保できるようになりました。
電気代も消費電力のわりに電気代全体が目に見えてあがったということはありません。
あとは耐久性の問題のみです。
我が家では1日2回運転してそろそろ1年になりますが今のところ故障せず毎日活躍してくれています。
これからも大切に使いたいと思います。
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